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エムデン (軽巡洋艦・初代) : ウィキペディア日本語版
エムデン (軽巡洋艦・初代)


エムデン(SMS Emden)(初代)は、ドイツ帝国海軍ドレスデン級小型巡洋艦の1隻。艦名はエムス川沿いにあるドイツの都市、エムデンに由来する。第一次世界大戦において、主にインド洋方面で通商破壊戦を行い、冒険的な行動を取り、耳目を集める戦果を挙げたことで知られる。オーストラリア海軍の軽巡洋艦「シドニー」に撃沈されるまで、戦果として、30隻を越える連合国商船・艦船を撃沈または拿捕した。
== 初期の艦歴 ==
エムデンは1906年4月6日にダンチヒ工廠で起工、1908年5月26日に進水し、1909年7月10日に就役した。その建造費は680,000 マルクに上り、同海軍にとっては最後のレシプロ機関艦であった。姉妹艦の「ドレスデン」は直結タービンを使用していた。燃料は石炭であった。
1910年4月1日にエムデンは東アジア巡洋艦戦隊に加わり、ドイツの植民地があった中国・山東省の青島(チンタオ)基地に配備された。以降、エムデンはドイツ本国に帰還していない。そこにおいては、優雅な外観から「東洋の白鳥」との愛称で呼ばれた。
エムデンの初の任務は、カロリン諸島のドイツ植民地・ポナペ島における反乱(ソケースの反乱)の鎮圧であった。防護巡洋艦「ニュルンベルク」とともに反乱勢力の拠点を10.5cm主砲による艦砲射撃を行った後、陸戦隊を編成・上陸させ、拠点を制圧した。
1913年5月に、中佐(1873年6月16日生)を艦長として迎えた。ミューラー艦長は騎士道精神にあふれた人物であり、それは後の戦闘などにおいて証明された。
ミューラー着任の数ヵ月後、エムデンは揚子江沿いの中国人の暴動を鎮圧するように命じられた。1913年8月にイギリス及び日本の艦艇と合流し、暴動勢力を制圧した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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